ネットショップ経営支援 .comを企画・運営している
税理士の今井信吾です
中央道笹子トンネルで崩落、車複数巻き込まれる
という事故がありました。ちょうどその時間滞に
私の親が高速バスで中央道を帰省中だったので、
ビックリしました。
すぐに携帯電話に連絡したところ間一髪で事故
は免れていました。しかし、救助活動も中断中、
安否不明者もいらっしゃるようです。きっと
ご家族の方も心配されているでしょう。
無事をお祈り申し上げます。
今回のブログでは、
「損益分岐点売上高求め方」
についてお伝えしますね。
ネットショップや会社経営をするうえで、
絶対におさえておかなければならない経営指標
があります。
それが「損益分岐点」です。
中小企業経営者にとって利益よりも、資金繰り
の方が気になるところです。
どのくらいの売上をすれば、税金を払っても、
経費や融資の返済がちゃんとできるのか?
お金のやりくりができる売上はいくらなのか?
1日当たり達成しなければならない売上高を
知っておく必要があります。
そもそも損益分岐点とは
売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高
をいいます。
損益分岐点(損益分岐点売上高)を求めるには
次の公式を使います。
損益分岐点 = 固定費 ÷{1-(変動費÷売上高)}
変動費とは
まず、費用は「固定費」と「変動費」とに
分けることができます。
「変動費」は売上に(ほぼ)比例して増加する
もので、
「固定費」は売上に関係なくかかるものです
(仮に売上がゼロでも固定費はかかる)。
変動費には、例えば、原材料費、仕入原価、
外注費などが該当します。
一方、固定費の代表は人件費です。その他に
事業を営むための設備関係の費用、例えば
減価償却費、リース料、家賃や、支払金利など
多くの費目が含まれます。
では、この損益分岐点の求め方を
次のステップで説明します。
●ステップ1
変動費率を計算する
変動費率とは、売上高に占める変動費の割合
をいいます。
たとえば、売値100円の商品の変動費が
50円の場合の変動費率は、
50÷100=0.5となります。
●ステップ2
1月あたりの固定費を計算する
総費用-変動費=固定費
●ステップ3
借入金の毎月返済額を算出する
●ステップ4
損益分岐点売上高(毎月の収支トントンになる
売上高)を計算する
{ステップ2の金額+(ステップ3の金額÷0.6)}
÷(1-ステップ1の数値)
●ステップ5
1日あたりの損益分岐点売上高を計算する
ステップ4÷30日(1月あたりの稼働日数でよいです)
では、さっそく上記のステップに従って
1日あたりの損益分岐点売上高を計算してみてください。
どうです。
1日あたりにするとより目標が明確になりませんか?
本日は、損益分岐点売上高求め方について
お伝えしました。
次回のブログでは、「損益分岐点の改善方法」
について書きますね。
楽しみにしていて下さい!
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