ネットショップ経営支援 .comを企画・運営している
税理士の今井信吾です。
ヤンキースからFAとなったイチロー外野手
(39)が古巣の神戸で連日の自主トレを行っている
という記事で、イチローが練習していた同時刻、
二軍選手が同じ球場のグラウンドで練習していた。
なのに、だれも挨拶に行かないらしい。
先日の落合博満氏の講演を思い出してしまい
ました。落合さんも「先輩の知恵を借りろ」
と言ってましたね。特に失敗経験。
今回のブログでは、
「自己資本比率を上げる3つの方法とは?」
についてお伝えしますね。
自己資本比率なんて誰も最初は気にしないも
のです。
ところがあることがキッカケでこの比率が
重要であることに気づくことがあります。
そのキッカケとは、銀行に融資を相談したと
きと大手企業との取引をしようとしたときです。
まず、融資のときには、銀行は自己資本比率
を重視します。
この自己資本比率が低いと倒産率が高いと見
るからです。
ちなみに、
ネットショップの場合、自己資本比率
(純資産の部÷資産の部)が26%です。
もし、あなたの会社の自己資本比率が26%
より低い場合は早急に改善が必要です。
以前のブログでも説明していますので、
詳しくはこちらを参考にしてください。
大手企業との取引においては、大手企業は
必ずといっていいほど与信というものをします。
この与信とは、取引きをしようと思う相手の
信用調査をすることをいいます。
たいてい、帝国データバンクや商工リサーチ
といった専門業者に依頼して財務状況などを
調査します。
やはり、ここでも自己資本比率は重要な
ポイントとなります。
ネットショップでもビジネスモデルの横展開
として、卸しをすることもあると思います。
その時に、相手方がこの与信をすることも
十分ありえます。
ビジネスチャンスを逃さないように早めに
改善すべき点です。
そもそも自己資本比率とは、先ほども説明し
ましたが、(純資産の部÷資産の部)です。
では、この自己資本比率を上げる方法を
ステップで説明します。
●ステップ1
金銭出資をする
オーナー個人のお金を再度、会社に出資します。
当然、出資分のお金と登記手続きが必要です。
●ステップ2
現物出資をする
私が良く使う方法です。
役員借入金が多い場合は、資本金に充てる
ことができます。
これを現物出資といいます。
これにより自己資本比率を短期間に容易に
改善できます。
役員借入金は、開業当初は赤字や投資が多い
ため、最初に準備した資本金だけでは足りな
い資金を補てんするため、さらにオーナーが
立て替えている部分だったり、
役員報酬の未払いなどが貸借対照表上に借入
金とか未払金という勘定科目に残っているも
のです。
いずれ、返してもらうつもりならば現物出資
しないで、そのままがいいと思いますが、
ほとんどは返してもらえるあてのないものです。
そのまま放っておくよりは、現物出資して
財務改善に活用した方が良いでしょう。
こちらも登記手続きは必要です。
●ステップ3
経営改善をしながら、中長期的に利益を出していく
ステップ1と2は即効性のある改善方法ですが、
ステップ3は時間をかけて改善していく方法
になります。
しかし、ステップ1や2で登記費用をかけて
まで改善しても、赤字が続いてはその赤字分
がまた自己資本比率を下げていく原因になり
ますので、根本的な改善にはなりません。
売上、変動費、固定費を見直し、黒字化して
いってください。
黒字化の方法はこのブログでも説明していま
すので、是非、読んでください。
では、さっそく上記のステップに従って融資
を進めてください。
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